田んぼから食卓まで


外国のおコメが入ってきた


国が管理している「食糧」


お米は日本人の大切な主食です。そこで、お米が足りなくなったり値段が急に高くなったりしてみんなが困らないよう国(政府)が「食糧法」という法律によって守っています。

一般的なお米の流れ

田んぼでとれたお米は、お米を集める仕事をしている人(出荷取扱業者:農協など)によって農家から自主流通米と政府米に分けて集められます。これを計画流通米といいます。
この他、農家の人が親戚などに送るようなお米などがあり、これを計画外流通米と呼んでいます。

ところで計画流通米のうち自主流通米は、農家から全国農業協同組合連合会など 自主流通法人に売られて流通するお米です。政府米は政府が農家から買い入れるお米で、不作などに備えていったん備蓄されるお米です。

この後、いずれのお米も、登録卸売業者、登録小売業者(小売店)などを通じて家庭に届きます。

お米やさんやスーパーなど、登録小売業者から買うお米は、主に自主流通米と政府米が原料となっているお米です。自主流通米の価格については、法律で定められた自主流通米価格形成センターにおいて、お米の品質、食味の善し悪し、その年の生産量と需給事情などが考慮されて、産地品種ごとに入札が行われ、登録卸売業者に売り渡す価格が決められます。

 政府米の価格には、政府が農家から買う価格と、政府が登録卸売業者に売り渡す価格があります。
政府が農家から買う価格は、農家の人達が翌年もお米が作れるように、また政府が登録卸売業者に売り渡す価格は、消費者の家計に大きな影響がないように、などが考えられて、どちらも米価審議会で相談して政府が決めています。

 このようにして決まった価格に登録卸売業者や登録小売業者の手間賃や運賃などを加え、消費者へ売るお米の価格が決まります。


凶作と食糧管理法

むかしはどうだったの?

米穀通帳と配給時代

安全性

環境という商品



 

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