「クールビズ万歳」

 「整いました。」
「はい、どうぞ。」
「腹が減りすぎて思わず、麦わら帽子にかじりついた、と、かけまして」
「はい?? 思わず麦わら帽子にかじりついた、とかけまして」
「酸っぱいもの、と、ときます。」
「はい、酸っぱいもの、と、ときます。そのこころは」
「どちらも、梅ぼし!」
「うめえ、帽子!」

 そんなわけで、毎日暑いですね。
 くだらないナゾかけを、つぎつぎと披露しては、周りの皆さんを冷やしております。一瞬で空気を凍りつかせることもできるのですが、でも気温のほうも高いのでなかなか涼しくはなりませんね。
 麦わら帽子は、田んぼに出るときには欠かせません。帽子の内側には、タオルではなく、日本手ぬぐいを垂らします。手ぬぐいは、あんまり売っていなくて入手が大変なのですが、タオルじゃ厚くていけません。さらっとした綿の日本手ぬぐいが、日本の夏にはぴったり。快適です。
 梅干しも、夏ばて防止に欠かせない健康食品ですね。私は、中学生のとき野球部所属だったのですが、そのときのエピソードをふいに思い出しました。夏の炎天下、顧問の先生が、部員一人ひとりに梅干しを一個ずつ配っていました。あのときの土のグランドの風景が、真っ赤な梅干しの記憶と、ともによみがえります。さすがにそんな先生、もういないでしょうね。現代なら「こまめに給水、給水! スポーツドリンクを飲め!」と指示するんじゃないでしょうか。昔は、野球部は水を飲んじゃいけなかったのです。あれ、なんだったんでしょうね? 梅干しだけに酸っぱい青春の思い出です。
 今では、ビールだ、麦茶だ、と冷たい飲み物ばかり摂取しがちなので、あったかいお茶と梅干し、ときどき休憩時間にいただいています。

 では、もう1つ、ご披露申し上げます。

「暑いですけれど、また整いました。」
「はい、どうぞ。」
「肥大化しすぎて、飛べなくなった“蚊”と、かけまして」
「飛べなくなった“蚊”、とかけまして」
「パンプキン! と、ときます。」
「パンプキン、と、ときます。・・・そのこころは!」
「どちらも、かぼちゃー!」
「蚊、ぼっちゃーん」
親父ギャグで、少しは涼しくなりましたか? ちなみに高校のときは落研の部員でした。

「またまた整いました!」
「はい、どうぞ。」
「まったく売れないアイスクリーム屋さん、と、かけまして」
「はい、売れないアイス屋、とかけまして」
「ドリフのいかりや長介 と、ときます。」
「いかりや長介、と、ときます。・・・そのこころは!」
「・・・だめだ氷屋」

では、おあとがよろしいようで。


イネの花
イネの花 
田んぼのクモ
田んぼにいる朝のクモ 
庭先のかぼちゃ
庭先のかぼちゃ

緑色の季節。



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