２０００年１月

「食農教育　その１」

　教育の現場で、食べ物や農業についての取り組みが見られます。
　自然を大事にする、生き物を育てる、ということが現代の子供たちには、とくに必要なことなのかもしれません。　

　インターネットを通じて、福岡県の小学４年生と農業の話をしました。インターネットには、ホームページの閲覧、電子メールのやりとりの他にチャット（会議室）という機能がありますが、そのチャットで同時会話をするわけです。実はわたしはその授業のお手伝いの時が、チャット初体験。授業中、福岡と新潟がインターネットでつながって、テーマは農業。あまりにも現代的な設定に、まず驚きます。今の小学生はススンでるなあと、あらためて感心しました。
　おコメの味、水、に始まって、雪国の生活ぶりや、冬場の過ごし方まで、活発に質問が飛び出して、楽しい、アッという間の１時間。それでも私は少し緊張しました。
　「教育」なんて堅苦しいものではなく、ほんの雑談に近いものでしたが、子供たちが農業に興味を持つための一助になればと願っています。